円高と円安を分かりやすく書いてみた

FP

2022年7月現在、急激に円安が進んでいます。

ところで、
円高円安って何?
全然分からないんだけど!
という方。
かなり多いです。

ですので、大人はもちろん、小・中学生にとっても簡単にわかりやすく理解できるよう、
無駄を省いて解説していきます。

円高円安とは?

定義を挙げてみますと、
円の価値が高いのが円高。
円の価値が低いのが円安。
となります。

でも、円の価値が高いとか低いとか言われたって……
それが分からないんだよ……
という方が多いですよね。

私もそんな一人ですw
なので、私はそんなことは考えません。
「逆」だと考えています。

例えば、
1ドルが100円から90円になったのなら、
円が安くなったから円安ではなく、「逆」の円高になった。
1ドルが100円から110円になったのなら、
円が高くなったから円高ではなく、「逆」の円安になった。

結局分からない人は、1ドルが100円から90円になったら円安になったと考えています。
価値がどうの言っても却って混乱するので、
その考え方の「逆」なんだと思ってください。
そうすれば、簡単に理解できますよ。

円高円安が進むことによるメリットは?

そもそも、
私たちが物を買おうとすると、少しでも安く買おうとします。
私たちが物を売ろうとすると、少しでも高く売ろうとします。

そこで、これを国内企業と海外企業に置き換えて考えれば、簡単です。

1ドルが100円から90円になったら、物を安く買えますね。
言い換えると、円高になると、安く輸入できます。
つまり、海外の製品が安く国内に流通するので、消費者にとっては安くモノを買えます。
また、安く海外旅行に行くこともできます。
消費者にとっては良いことですね。

1ドルが100円から110円になったら、物を高く売れますね。
言い換えると、円安になると、高く輸出できます。
つまり、輸出企業にとっては売り上げが増えるので、良いことになります。

輸出企業は自動車会社(ト〇タ)などを
イメージすると分かりやすいですよ。

円高円安が進むことによるデメリットは?

次に、メリットを元にデメリットを考えてみましょう。

円高が進むと、輸入品の価格が下がり消費者にとっては良いことになります。
しかし、輸出企業の利益は上がりませんし、国内産業も苦しくなります。

円安が進むと、利益が上がり輸出企業にとっては良いことになります。
しかし、輸入品の価格が上がってしまい、消費者の生活は厳しくなります。

まとめ

今回は、円高円安が全く理解できない!
という方へ向けて、できるかぎり無駄を省いて、簡単にわかりやすく説明してみました。

恐らく誰でも理解できる内容になっているかと思います。
株や投資に関しても、円高円安の理解が基本中の基本になります。
ここでの考えを元に理解を深めていってくださいね。

円高…ドルに対して円が安くなること。
輸入品の価格が下がるので、消費者にとってはありがたい。

円安…ドルに対して円が高くなること。
高く輸出できるので、輸出企業にとってはありがたい。

ちなみに、現在は急激な円安となっていますので、
輸入品の価格が上がっており生活が苦しくなっています。
反面、輸出企業の業績は上がってきています。

今後も介護やお金に関する記事を書いていきますので、
よかったらご覧ください。

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